レビュー/シスタープリンセス


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シスタープリンセスを見たのは、ちょうど鬱で外にも出られなくなる直前の事だった。2003年と言えば空前の妹ブーム。そんななか、リアルで妹が上京することとなり、負担を減らすため、本当に同居することとなった。この時点で、現実と虚構が入り乱れた状態。

で、鬱を少しでも解消しようといろいろなアニメを見た。そのうちこれは、当時、妹12人という驚愕設定で話題になっていた。ストーリーは、主人公が進学校に落ちて、離れ島にある全寮制の滑り止めの高校に入ったところ、突然妹と名乗る12人の女の子と同居するというもの。

高校の頃見た天地無用!で、この手のハーレム系アニメには、ある程度免疫がついているとはいえ、血のつながった12人と同居というのはさすがに、痛いものを感じた。まぁ、お約束だが、背景設定のせいか性格が違う。現実に目を戻すと、本当の自分の妹と同居。まぁ、にていると言えば似ているが・・・なんかおかしい!

見ているうちに段々、頭が痛くなってきた。鬱のせいかもしれんが。ただ、サブキャラの山田太郎がいい味を出している。これで、バランスを見事にとっている。感想というとそれくらいしかないかなぁ。

あっ、そういえば続編にリピュアというのがあったっけ。これも、見てみた。もはや惰性。しかし、1話目を見てどことなく近親相姦モノっぽく感じられ突っ伏した・・・。

そもそも、リアルでは自分と妹では性格が正反対。しかも、当時鬱状態。こんな自分を「おにいちゃ~ん&hearts」とハートマーク散らしながら呼んでくれるけもなく、でもって、ますます鬱が悪化。・・・わかっていたことだけど・・・わかっていたことだけど・・・。で、兄者の苦悩とは裏腹に、妹者は、学生生活を満喫。20にもならないのに、へーぜんと授業前缶チューハイ飲む。毎週飲み会。

自分と違って、割とアグレッシブな性格だからなぁ・・・。あえて言うなら千影に近い?

うーむ。リアル妹がいる者としては、現実とのギャップばっかりに目が行って萌えどころじゃ無くなってしまったなぁ。同時にハーレム系アニメは自分の好みに合わないという事に気がついた・・・。

まぁ、強いて言うなら鈴凛が出てくる話は、割と面白かった。


Last Modified: 2006-07-12 23:27:55