blog/2005-11-26


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最近RMTの広告を排除するのが、だんだん馬鹿馬鹿しくなってきた。次から次へと新しいサイトが登録され、RMTサイトとのいたちごっこが続くからではなければ、広告収入を減らす機会を増やしてどうする?という理由でもない。問題なのはRMT排除を声高々にあげる連中達である。彼らの言い分は、中国人労働者(一般的に中華と言われている)連中が、狩り場を占拠し妨害行為をしてくるからだという。

確かに、これはおおむね正しい。実際自分がFF11やってるときもレアアイテムを落とすノートリアスモンスターを巡って妨害され、ピンイン語でしゃべっているのを見かけたことがある。はっきり言って、一般的なRMT啓発サイトで言われているような不快感ばかり感じたのは言うまでもない。

しかし、最近のアンチRMTサイト派の意見を見てみると以前より増して失望させられる。そればかりか、最近の反日デモの影響があるかもしれないが、やたらとナショナリズムを煽ってる輩ばかりやたらと目につく。これでは、彼らの言いなりになっているだけのようなものである。はっきり言ってサイト持つ者としては、この上ない屈辱である。本来RMT広告を排除するのは、そのゲームの通貨価値が暴騰し貧富の差によるRMTを利用する者と、そうでない者の貧富の差が起きないようにするためである。しかし、最近の意見を見てみると、どれもが、自分よりもプレイ時間の長い者への妬みしか感じ取られない。

RMT広告を出さないようにするということは、彼らを増長させ私怨に付き合っているだけだにすぎない。実に不愉快だ。

現実問題として、RMTはもう十分に浸透しまくっているように思える。少なくとも各オンラインゲームコンテンツに表示される広告の大半はRMTであるのは間違いないだろうし、それは、弾く以外どうすることもできない。広告が多く表示されるということは、需要があるからである事にほかならない。


Last Modified: 2005-11-27 00:26:59