blog/2007-03-27


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Virtual PCとReal PC

Virtual PCというと、高校生の頃MacintoshでWindowsアプリ走らせるのによく使っていた。それでまでは、Soft Windowsという高価なソフトを使っていた。確か定価5万だったと思う。親父が仕事で使うために入れたものだった。当時は95が出たかでなかったかの時代。SoftWindowsで走っていたのはWindowsは3.1。つまり、筋金入りのMacユーザながらWindowsは3.1から使っていたのだ。時代がWindows95に移行すると、気合いでSoftWindowsで95を走らせようと永遠とがんばってた気がする。

そんななか、いきなりConnectixから発売されたのがVirtual PCだった。速度は、SoftWindowsよりも快適で、価格は1万を切っているという破格。そういうわけで、結構思い入れが深い。これに対抗して、後日SoftWindowsはReal PCに名前を変え同じか価格で売られていた。どういうわけか、自分は両方とも買ってしまった。というのは、Virtual PCは完全にハードウェアをエミュレートするのに対して、Real PCは、極力Macintoshの機能を使うように作られていたためである。

VirtualPCは、再現性こそよかったものの、MIDIなどのハードウェアも完全に無駄にエミュレートしていたため、特にMIDIの音がひどかった。で、MIDIを使うゲームはReal PC、速度を求めるゲームはVirtual PCと使い分けていたのであった。

VPC2007

それから10年過ぎた今、いつのまにかVirtual PCは無料化。最新バージョンの2007がMSからダウンロードできる。で、昔のゲームソフトをやってみたくなったので、ダウンロードしてWindows98を入れてみることにした。当然問題なく動いたが・・・。

MIDI音源悪すぎ!

というか、全然進化してない。10年前からSoundBlaster16相当のままである。これでは、Neko ProjectIIのPC98音源の方がよっぽど音がいい。

そこで、MIDI音源にDirectX9付属のMSのGS音源を認識させようとしたがXPのようにうまくいかない。次にやってみたことは、TiMidity++をMIDI音源にさせようとしたが、これをやると著しくWindows98が不安定になる。かくなる上は、先日フリーウェア化したYAMAHA S-YXG50をインストールすることである。一応、XP/2000用のS-YXG50は、

にあるようだが、Windows98には対応していない。


Last Modified: 2007-03-27 00:54:08