MML投稿サイトは、どうなった?

ふむ。開発を宣言してから気がつくと1ヶ月半も経過していた。その間に完成した部分は、PSGConverterのドラム対応のみである。しかも、それからも1ヶ月近くたっている。そもそも、今までのプログラムと根本的に違うんだから仕方がない。今まで作ったり使ってきたwebアプリは、どんな種類であれ、サーバースペースに書類を作り、その都度その書類にデーターを追記、検索、修正するのがメインである。しかし、これからのwebアプリはSQLという言語を用いてデーターの読み書きを行う。このSQLを使うと、必要なデーターの取得にこれまで数十行書いていたソースが1行でできてしまうのだ。しかも、この書類データーを全てメモリに入れるという処理も無いのでサーバー負荷も軽い。普通の個人サイトの掲示板なら問題はないが、データーが数千件単位になると負荷も尋常ではない。

そもそもの開発の経緯

2002年、FF11サイトを作ったときにサーチエンジンもやっていたが、登録件数が1000件を超えたあたりから503エラーが多発するようになった。このため、同時に作っていたモンスター情報のデーターベースを断念しなければならなくなった。単純に他のサイトに書かれている内容を条件ごとに表示するというスクリプトだったが、自動登録ができるだけでもだいぶ違うのだ。

その後、Wikiに突っ走ることになるわけだが、やはり2005年に同じ失敗を繰り返してしまうことになった。wikiサイトは重いのだ。このため、PukiWikiでも軽量化のためのSQL化の話は持ち上がっていた。しかし、スクリプトの最適化の進行や、サーバーそのものの性能向上もあり、なかなかそちらの方に話は進展していない。問題なのは、サイトごとにどういう情報をまとめるかで、だいたいのページのデザインは決まっていて、Wikiのカスタマイズ性の高さが、逆に非効率的になってしまっている事象がある。たとえば、Vana'diel Wikiの場合、

  • エリア名
  • 概要(エリアの設定)
  • 解説
  • 宝箱
  • マップ
  • スクリーンショット
  • コメント

という風にテンプレートが決まっている。これをページごとに書き方をかえたら読みづらくなるだろう。逆に、Wikiだとできないこと(DHTMLを用いたマップの切り替えなど)で手間が多くかかる結果となってしまった。

また、別の問題もある。サイトをWiki化した2004年頃は、さほどスパムなどは無かったが2005年末から急増。自衛策をしていないとすぐに広告だらけのページになってしまう。決定的だったのは2006年の添付ファイルスパム。Wikiの添付ファイル機能を悪用して他のWiki同士でP2Pサイトを作って恐ろしいほどのアクセスがきたという事象であった。情報をドラフトの状態でまとめるサイトや、始めてサイトを開いた人ならまだしもある程度Webの本質がわかる人間にとっては不便なことこの上ない。

そう考えると、コンテンツごとにWebアプリを開発する方が効率的であるし、読む人にとってもわかりやすい。で、その事例としてMML投稿サイトを構築することにしたというわけだ。