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*↓↓↓ [#he438a25]
鬱になったことがある人は、だいたいそうだと思うが、自然と抗うつ薬について詳しくなる。

カウンセラーは、薬をタダ飲むのではなく、専門書などを一緒に読ませるし、知っておいていい方が超したことはない。それ以前に、薬を飲めばすぐに安定するわけではなく、安定するまでに血中濃度などが安定するまでのタイムラグや、副作用などを覚悟しなければならないためである。また、効き過ぎて予想できないような副作用が出ることもある。今まで聞いてた薬が、だんだん効かなくなったり、逆に効き過ぎてハイになったり眠くなったりする事はよくある話だ。もちろん、いらなくなったら飲まない方がいいに決まっている。たとえば、パキシルの場合、味覚がおかしくなる副作用があった。それを上回るほどの脅迫感などに悩まされていたから飲んでいたに過ぎない。

よく、医者よりも患者の方が薬に詳しいというのはこういう事に起因する。なんせ、自分自身の経験則や、ネットで同じような障害に苦しんでいる人の話でわかるからである。医者にしてみれば、そういった経験を得て医師になったという人はさほどいないだろうし、そういう人間は、能力はあっても医師にはなれない。%%%下手に感情移入して正常な診断が行えない可能性がある%%%からだ。境界性人格障害のスレを読んでいるとよくわかる。だから、医師が患者にとって冷たいと感じられるのは仕方がないことである。カウンセラーについても同じ事がいえる。

と自分は考えている。

昨日会社を休み、県の精神医療施設に行ってきたわけだが、結局診断はまともに見てもらえなかった。まぁ、そんなに医者も暇じゃない。で、とりあえず、来週の9日と、その次の16日の2回に分けて精密診断を受けることになった。なんでも準備に非常に時間がかかるらしい。おいおい、会社入社したてで1ヶ月に3回もやすめって!?こりゃ、皆勤手当1回休みに付き5000円マイナスだから半分しかもらえないだろうなぁ。とりあえず、薬をもらって帰る。9時半にきたのに終わったのは12時直前。で、経験則でリーゼと、デプロメールを飲んでいたが、量が少なかったので、ついでに薬をもらうつもりだったわけだが・・・。

で、今日になりとんでもない事態に陥った。もらった薬が少ないばかりか合わなかったのである。手足は震え寒気、脳みそに響く外の音、パニック状態。再び会社を休む羽目になった。医師に連絡して再び、病院に1時間半かけて行くことになった。結局、要望通りのデプロメールとリーゼをもらった。

デプロメール=Depromelという名前は、鬱への手紙というのが由来らしい。本当は100mgぐらい1日飲みたいところだが、75mgにしてもらった。