blog/2008-10-15


Broken

結局、自分は壊れてしまった。

社長としては休職扱いにしたいんだろうけど、雇用期間の短さから自主退職という形になった。時間は3時を回ったところ、迫り来る神経症に悩まされながら、リフレッシュをかねて楽寿園で時間をつぶそうと考えたが、その前に昨日カウンセラーに言われたことを思い出した。「いつでも紹介状を書きますよ」そうだ、こうしてはいられない。すぐさま昨日のみしま若者サポートステーションへ行き、昨日のカウンセラーに現状を話し病院を紹介してもらうことにした。なんせ、退職とはいえ解雇は解雇。保険証は当然効かなくなる。そう考えるとただでさえ、点数が高い精神医療にかかる費用はすさまじいことになることは目に見えている。それでなくても、初任給の過半数は医療費や交通費で消えていったのだ。

で、市内の胃腸科を紹介してもらった。心療内科ではないが、知識はすごいらしく薬もすぐに処方してくれるそうだ。本当に運がよかった。もし、昨日カウンセラーに会う予約がなかった場合、薬が切れたらそれでアウトという状態だったのだ。しかも、今日は15日。薬は最長2週間なので、今月末もう一度行く時にも保険が効くことになる。結果として1ヶ月猶予ができたと言うことになる。こんな計算できること自体ずいぶんと調子がいい鬱だなと思われるだろうが、致し方がない。カウンセリング4500円は金額に劣らず払っただけの価値はあった。(学生時代の学校カウンセラーからは「1万円ぐらいが相場で、自分もそれでカウンセリングやっている」みたいな話を受けていた)

そもそも、自分が壊れるきっかけとなったのは、11時間同じ場所に拘束されるという現実のはずだった。しかし、いつの間にかに上司との人間関係がうまくいかないというありきたりなものから、周囲の音が敏感になると言う病的な症状に変わり、突発的な吐き気に悩まされるという事態に陥った。ここ数週間まともに、食事がおいしいと感じたことや、心が安まったという事はない。やることなすことすべて裏目だ。昔ほどの、朝日が怖くなるとか、天井から得体の知れないものが降ってくるような症状こそ無いものの、仕事ができるような状態にはほど遠い。

「せっかくいいアイデアとか持ってるのに残念だ。早く病気を治して戻ってきてくれ」と最後に社長に言われた。